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インターネット

無名サイトのつづき

ドキュメントCF故障 その1

今までメインで使用していたCFが、突然逝った。

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前触れはなく、修理に出していたカメラが戻ってきたので突っ込んで撮影に行ったら、撮影地で突然カメラエラーを吐いて止まってしまったのである。

ちなみにその撮影地というのは紅葉を撮りに行った登山道の最奥部で、そこに辿り着くまでに片道7kmの徒歩行程を経てようやく辿り着いたのだが、結局このせいで撮影はパーになってしまったという話もあるのだが本題ではないので触れるだけにしておく。思っていたほどの紅葉ではなかったのがせめてもの慰めである。

さて、壊れたCFであるが、Lexar mediaのProfessional 1000x 32GBというモデルである。かれこれ二年前の今頃に、当時コミケの開催が間近だったということもあり、ここぞという場面で使う為の高速CFとして清水の舞台から飛び降りる思いで購入した。

SDカードに比べてバイト単価が高いCFの、その中でも最高グレードに類するものなので同容量の安価なCFであれば3枚くらいは買える程度の値段だったが、使用期間と信頼性を考えれば安い物だと割り切って購入した。この時、国内正規品は高くて買えなかったので、Amazon並行輸入業者から購入した。(その時期の円レートにもよるがだいたい1.5~2倍くらいの価格差があるため)

いざ使ってみると、バッファの開放速度は速いし転送時もスピーディーということで完全にメインのCFとして愛用し、書き込み枚数はおおよそ2万枚程度は使ったのではないかと思う。

……そして、冒頭に書いたように、突然逝ってしまった。

こうした場合、たいていはローレベルフォーマットで直るものなので、当初は各種フォーマットツールを使用してフォーマットを試してみた。しかし、どれも回復には至らなかった。

というのも、初めて経験する壊れ方だったからである。

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見ての通り、32GBのCFなのに、32MBとして認識されている。この状態でいくらフォーマットをかけようとしても失敗してしまうのだ。Windows以外でも色々試してみたのだが、結果はどれもNGだった。

一度だけ復活したかに見えた時があったのだが、その時はカードの端子部分に息を吹きかけるという、SFC世代なら誰もが試したことのあるテクニックを行ったときだった。この時は正常にフォーマットが可能となり、一日だけ上手く使えたのだが、翌朝になると元に戻っており、その後はいくら端子に息を吹きかけても元に戻ることはなかった。

この症状から、おそらくファイルシステムが消えただけというような壊れ方はしていない──つまりもう個人でどうにかなるような壊れ方ではない──と判断したのだが、そうなると困ってしまった。このCF、まだ販売している製品なのだが、フラッシュメモリ製品のくせにこの二年間でほとんど値段が変わっておらず、買い直すには非常に痛い出費になるのだ。

通常であれば壊れたらサポートに連絡するところであるが、これは海外パッケージ品なので国内のサポートがまともに取り合ってくれるとも思えない。Amazonの履歴も確認したが、やはり並行輸入業者からの保証は初期不良交換のみであった。

……しかし、この製品は国内版も海外版も「永久保証」を謳った製品である。それを考えるとどうにも諦めきれない。もちろん、二年前の段階で国内正規品のサポートを捨てて(リスクを承知の上で)並行輸入品に手を出したのだから仕方がないのだが、せめてもう少しあがいてみようという結論になった。その上でダメであれば、今度は国内正規品を勉強代のつもりで購入すればよいのだ。

というわけで、ここからはRMAによる返品交換を目指すこととする。

さて、レキサーの本国サイトのサポートのページにはRMAについての記述がある。HDDなんかではRMAは一般的だが、HDDメーカーのようにRMA専用のサポートページがあって品番等を入れると対象かどうか自動で判定されてそのまま申請が出来る……という仕組みにはなっていないようだった。

そこで、皆無に近い英語力をフルに駆使して、下記のような内容のメールをサポートのメールアドレスに対して送付してみた。

  • 日本でこの製品の海外版を購入したが、フォーマットが出来なくなった
  • 海外品だが、この窓口でRMA番号の発行は可能か?
  • もしくは、フォーマットの手順などを教えて欲しい
  • 試した内容と、こちらの環境

すると、翌々日にはサポートからメールの返信が来た。国内正規版ではないからサポートを断られる可能性があるし、ダメで元々と思っていたのだが、サポートからの回答は「もう少し詳しく状態を教えてくれればRMA番号を発行可能なので、このメールに追記して返信するように」というものであった。具体的には、購入日や使用しているカメラ、こちらの住所などで、さらにRMAについて、送付してから検品する為2-3週間かかること、こちら持ちで送付することなどが書かれていた。

即座に(なんとかGoogle翻訳等を駆使しながら)英文でメールを返信した。念の為Amazonの購入履歴画面のコピーも添付し、指定はなかったが製品のシリアルも追記しておいた。すると、次の回答はこのような指示であった。

  • RMAナンバーを発行したので、この番号を宛名に書いて指定住所まで送るように
  • その際、領収書のコピーとこの一連のメールのやりとりを印刷して添付すること
  • 送り先。ちなみにアイダホ州だった

送付方法については、このメールでは特に指示がなかったものの、RMAのページでは「FedExUPSUSPS」が指定になっていたため、個人で使用する際に最も使いやすいと思われるEMSを使用することにした。(EMSで発送するとUSPS扱いになる)

CFカードと領収書のコピー、それにメールのやりとりを同封し、郵便局でEMS封筒を貰って指示された住所にて記入する。海外に郵便を発送したことがあれば特に引っかかるところはないが、保険や税金の絡みがある為製品価格を書かなくてはならないところだけ面食らうかもしれない。

今回は故障品なので「no value(価格なし)」にて提出したところ、窓口のお姉さんが怪訝な顔をした為経緯を説明したところ、横からベテランの局員さんが助け船を出してくれてそれでよいということになった。たまにこういうケースはあるそうだが、保険や税金がかかってくるため、修理品だと逆に面倒になってしまうことがあるとのことであった。

と、いうわけで12/2に壊れたCFはアメリカへ旅立ったのだが、どうも追跡を見る限りではまだ着いていないようだ。海外郵便なのでそんなものかと思いつつも、検査のリードタイムを考えると仮に無事交換されたとしても手に入るのは年明けになりそうである。 

その辺りも含めて、結果が出たら顛末はここに書いていきたいと思っている。

[12/12 追記]
EMSで送付していたが、先方に到着した模様。流石に海外だけあって送るだけで10日かかってしまった。このあと年末年始に入るし、当然年内に戻ってきそうもないのでのんびり待つことにする。だいたい、CFだけ先戻ってきても今度はカメラがないのだ。(CF送付後にα900がミラー外れで修理送りになってしまったため)