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インターネット

無名サイトのつづき

ルーティーン

流石に社会人も五年目を迎えると色々と環境が変わっていく。25年間地元を離れることもなく、仕事においても無風状態であったはずの自分も転勤を経て現在は実家を離れて一人関西暮らしだし、 知り合いに転職をした人間はほとんどいないが、たいていは一度ないし二度の配置転換を経験して仕事内容も住む場所も変わってしまった。

そうした変化の一方で、同年代は誰も結婚しないし、今でも何人かはロスタイムを消化するかのようにあちこち飛び回っていて、学生の頃と何一つ変わっていない。むしろ学生自体よりも財力がある分タチが悪い。

そのような流れの中で、高校時代からの友人が青森に転勤するというのでお別れ会が開催された。昔からの知り合いだけが集まり、昔を懐かしんで別れを惜しむ──というのであれば風情もあるのだが、何のことはない、四半期に一回くらいやっている木崎湖詣でをいつものようにして、いつものようにBBQをし、いつものように湖を見て、いつものように温泉に入っていつものように解散するのである。いつもと違うのは、今後の難易度が今までよりも難しくなりそうという、ただその一点のみだ。

そもそも、なんで四半期に一回くらい木崎湖に行ってるのかというのもよくわからない。元々はこのメンツの中の何人かが、聖地訪問をしたいということで始まったらしいのだが、その割には自分は元ネタになったアニメをよく知らないし見たこともない。ただ適度に遠くて適度に風情があるので繰り返し来ていたら気が付いたらずいぶんと長い時間が流れていた。

というわけで、心当たりのある何人かに招集が掛けられたのだが、晴れの予報に反して現地は降ったり晴れたりまた降ったり、たまに土砂降りのオマケ付きでとてもじゃないがBBQなんてしていられる天候ではなかった。このため、早々にBBQの計画は放棄されて晴れ間を見ては写真を撮ったり、夜はピザ食べに行ったりした。この辺りの代替案のセレクトも、過去二桁に迫ろうかというこの近辺への旅行から得られた並々ならぬ蓄積があるので手慣れた物である。

そしてこの集団、それだけの経験がありながら未だにBBQでは火起こしが安定しないというのも笑いどころのひとつ。

翌日はプリキュア視聴もそこそこに南下し、中房温泉へ。

ここの温泉は一度行ってみたかったのだが、前回長野に来たときはGW前でまだ冬季閉鎖の真っ最中であり、一度断念している。ちなみにその時は代わりに葛温泉に行ったのだが、地元の人でも何年かぶりだという4月末の積雪により雪見風呂となり、本当に来週GWなんだろうかという気分になったのを覚えている。ちなみにGWが近づくまでスタッドレスのままほったらかしであるという天性の不精っぷりが幸いした希有な例であった。

そんな中房温泉はそりゃ冬季閉鎖になるわという勾配の愉快な狭路とそれをものともしない交通量がめまぐるしく繰り広げられて、小型車で来て本当に良かったと実感させられた。主に観光バス(!)とすれ違った時とかに。

そんなこんなで、風呂後は山を下りて昼飯を食べて解散。

東組と西組に分かれて、西組は同行者を名古屋で下ろしたらあとはひたすら大阪まで。かくしていつもの旅は終わった。もしかしたら最後になるかもしれない旅が。

学生時代のロスタイムは無限には続かない。きっとどこかで何かの変化があって、こういうものもそのうちになくなってしまう。そう思っていたのだが、ここがターニングポイントになるような気がしている。なのでここを書き記しておく。 

と言いつつ、下らない理由で何事もなくまた集まるのを期待してるのだけど。

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