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インターネット

無名サイトのつづき

α7購入顛末記

そういうわけで、前回記事の通り、α7を買ってしまった。

なお、このサイトでカメラが増える理由は一つしかない。今回も購入理由は例外に漏れず「安かったから」である。

最近は知人からも「もういい加減諦めてα7系買えよ」とさんざん煽られてはいたのだが、実のところα900の保証が切れる10月末まではカメラを買い足すつもりは一切なかった。これはα7R2のこともあるし、あるいは未だ見ぬ9番台のためでもあった。

しかし、そんな考えは仕事の空き時間に寄った某リサイクルショップで、ジャンク棚に並んでいたα7を見て脆くも崩れ去ることになる。

中堅以下のフィルムカメラと安ズームばかりが居並ぶ、どこにでもあるジャンク棚の中で何故か不相応にα7が並んでいたのだ。デジタルカメラがジャンク棚に並ぶこと自体珍しいのに、現行機がジャンク棚にあるというのはただ事ではない。

値札を見ると64,800円。正直今まで見たα7の中ではダントツに安い。一体何故? と思って但し書きを見ると理由はすぐにわかった。海外版モデルなのだ。α7に限らず、ソニーの海外版モデルは、言語設定で日本語だけが選べないようになっている。つまり、日本語では使えないカメラというわけだ。

ううむ、と思いつつも次の仕事の時間が迫っているので買わずに立ち去ったが、結局気になってしまい仕事が終わってから再訪することにした。幸か不幸かまだ売れていなかったので、ガラスケースから出してもらう。

外装には角に小アタリが二カ所。底面には線傷も入っている。キャップもないのでCMOSにはホコリがつき放題だがこれはまぁ仕方がない。底面の銘板(索尼公司)から察するにどうやら中国版モデルのようだ。ただ、海外版モデルは日本語以外の言語にすることは可能なので、とりあえず英語設定にしてあちこち弄ってみる。α900である程度メニューの作りは理解しているのでほぼ使えそうだなとの確信を得る。

製造は13年11月とあるのでほぼ初期ロットだろう。付属品はバッテリー×2に充電器といったところ。充電器自体は中国規格品のようだが日本のコンセントに刺さる形状だし、そもそも実質的にはmicroUSB端子なので他の充電器が使用出来るので問題なしとした。

外装をチェックしたところ、ホットシューのシューキャップが妙に硬い。なんとかグリグリやって外したが、外したシュー上には白く粉を吹いたような痕跡と、電子接点周辺に緑青が出ていた。これはもしや水没品? と思ったが、電池ボックス等には特にそのような痕跡もなく、ファインダーも問題なく見えて切り替わる。とすると汗か何かだろうか、どちらにせよ接点への緑青はちょっと頂けない。

この件を店員に伝え値引きは出来ないかと問うと、消費税分カットの6万円ではどうかとのこと。普段の使い方を考えるに、このシュー端子に何か付ける可能性があるとしたらストロボだけだし、miシュー対応のストロボは一つしか持っていない。最悪それが動かなかったとしてもα900で使えばいいだけの話である。

……というわけで、水没品という疑念は捨てきれないが、ここは6万で現行機が買えるロマンを選ぶことにした。お買い上げである。

帰ってきてからアルコールで簡単にホットシュー部を清掃してHVL-F60Mを取り付けてみたが、特に問題なく通信して発光しているように見えた。超トップヘビーになるのでこのまま使うかはともかく、使えるというのは非常に心強い。つまり、今のところは正常品とみて良いようだ。(ただしレンズが一本もないのでちゃんと写るかどうかはまだ分からない。店頭では動いてたように見えたけど)

こうして、またカメラが増えてしまったのだった。

……いくらα7R2は高くて買えないといっても、まさかこうなるとは、である。