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無名サイトのつづき

覚え書き:TAMRON SP AF 24-135mm F3.5-5.6(model 190D)について

写真関係の色々は他のところで散々書いているので、こっちではあんまりカメラの事を書かないようにしていた。……のだが、ログが残っていないというのは後で困るのでこちらに書いておく。今日はカメラの話。

自分の使っているカメラはα900という、いわゆるフルサイズ機である。重たいレンズを抱えて撮り歩くには最高の相棒なのだが、こういうカメラで困るのは撮影だけが目的ではない時……たとえば旅行の時のレンズ選びである。幸か不幸かレンズはいっぱい持っているので、軽いものも当然持っているのだが、それらはすべて単焦点レンズなので旅先で色々なものを撮りたいとなるとなかなか難しい。たとえばスナップ目的なら50mm一本勝負というのも粋な物だが、次にいつ来るか分からない旅先では、それだけでは足りないかもしれないという強迫観念がまとわりつく。

いや、だからといって何も14mmや500mmが必要ってわけじゃない。そういうのが必要な被写体は限られているし、もしあるとすればそれ目当てで出掛けるような物なので事前に準備はいくらでも出来る。第一、ここまで特殊な画角になると、それらのレンズがなかったから撮れなかったとしても案外あきらめが付く。

つまり、必要なのは適度な画角の変化と持ち歩くことが苦にならない重さと大きさ。そこで大事になるのがいわゆる標準ズーム、というわけだ。

前フリが大変長かったが、最近そんなレンズを購入したので早速使ってみた。そして使ったら色々と書きたい事も出てきた。買ったのはタイトル通り、TAMRON SP AF 24-135mm F3.5-5.6(model 190D)ちなみにこのレンズαマウント用はかなりレアでかれこれ一年くらい探し続けていたりと積もる話もあるのだが、その辺りは割愛する。

ちなみに被写体はというと友人との旅行の際のいろいろ、といった感じ。二泊三日で道後と尾道なんかを主に回っている。当然、写真よりもご飯や温泉なんかがメインなので、撮影を何よりも優先しているというわけではない。

使ってみての雑感は概ね下記の通り。 

・シャープネスは概ね及第点。高倍率ズームとしては問題ないレベル
ただテレ端開放最近接などでは露骨に解像感が落ちる
・サイズはコレ一本で携行するなら許せる。伸びるけど前後バランスも悪くない
・α900との組み合わせではAF合わないしそもそも遅い
手持ち純正レンズで最もAFが遅いと思っている100-400APOに匹敵する
テレ端400mmF6.7のズームと比較して互角というのはちょっと……
・ピントリングのフィーリングは最悪。モーターごと回してるようなジャリジャリした感触
・歪曲がけっこうある。ワイド端は樽~やや陣笠、以降は糸巻き。割と目立つ
古いレンズなのでLightroomに補正データがないが28-300などのデータで多少マシになる
・ズームだから仕方ないとしても逆光に弱い。すぐフレアが出る
・ボケ味は良いときと悪いときがあるが(距離の離れたボケで縁取りが出るなど)
グルグルボケなどは出ないしテレ端開放では概ね良好

全体的に、いわゆる2.8通しの標準ズームに対して、明るさを捨てて倍率を取った(そして画質とサイズのトレードオフも配慮した)レンズというのが感想。便利は便利だけど、この立ち位置をどう評価するがすなわちこのレンズの評価ではないかな、と。 

フルサイズ機用の現行品でこのようなズーム域のレンズは他にないのでもう少し使ってみてから色々考えるつもり。上の記述も取り急ぎの第一印象として。

写真は尾道のネコ。撮影α900+tamron SP AF 24-135/3.5-5.6

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