インターネット

無名サイトのつづき

橋を撮りに行く 若洲海浜公園から東京ゲートブリッジ編

[前回までのあらすじ:飛行機を撮りに行ったあとの延長戦] さて、飛行機を一通り撮った後に向かったのは東京ゲートブリッジ。実を言うとこの橋は城南島海浜公園からも見えるのだが、間にある中央防波堤がくせ者である。中央防波堤にはいまのところ自動車でし…

飛行機を撮りに行く2 羽田空港:京浜島つばさ公園編

さて、前回の城南島からの撮影自体はとても楽しかったのだが、飛行機がアップで撮れるのはいいものの背景が基本的に空オンリーということもあり、やはり撮っていてバリエーションに欠けるというのは薄々感じていた。基本的には同じルートを通ってくる飛行機…

飛行機を撮りに行く 羽田空港:城南島海浜公園編

(前回までのあらすじ:またα900壊れた) さて、何度目かの故障であるところのSSM動作不良が生じたα900であるが、実のところSSMの電源周りとそれ以外のAF系統は別らしくボディ内モーターのレンズを使う限りにおいては特になんの問題もない。GWが明けてからも週…

修理は続くよいつまでも

GWは主にα900で色々な撮影が出来て概ね満足していたのだが、最終日の今日になってふと近所でお散歩撮影でもするかと思いDistagonを取り付けてみたら、三ヶ月前に発生したSSM認識エラーでシャッターが切れなくなる症状が再現してしまった。 GWが終わってから…

ingressはじめました

バーチャル賽の河原だこれ。

ペンタックス フィルムデュプリケーターを試す (VS フラットベッド)

現在、フィルムをデジタルデータに変換する手段は非常に限られている。 135判に関して言えば以前購入したCOOLSCAN 4が非常に良い働きをしており、少なくとも解像度や画質面での不満はいまのところ出ていない。欲を言えば動作速度面からこの上位機が欲しいの…

新フィルムカメラはじめました10 [PENTAX Z-1PでDA40mm F2.8XS]

このサイトにおいて、ハイパー操作系のことだけで記事が5つくらい作られたことからも分かる通り、Z-1Pはかなり気に入って使っている。手持ちのフィルム一眼レフの中では最近一番よく使っていると言ってもよい。 待ちくたびれた……という言葉でも足りないくら…

HOW TO GO

東北の方で土曜日に跨がる仕事があったので、そのままもう一泊して、原発の規制区域の側に行ってきた。(南相馬からいわきに抜けて、翌日もう一度富岡まで行ってきた) いわゆる規制区域と呼ばれるその辺りは、現在常磐線こそ途切れてしまったものの、常磐道の…

ハードコア温泉道 北海道水無海浜温泉編

期限切れ間近の飛行機のマイルがだいぶあったので、旅に出てきた。 何処に行くか迷ったのだが、せっかくのマイルならあまり近場で使うのも勿体無いということで北海道に行く事にした。実のところ北海道には昨年の夏に友人達と行ってるのだが、旅程の都合で道…

苦節1.5ヶ月

ようやくカメラが修理から返ってきたので旅に出ます。今回はSSM電源基板の故障でした。

新フィルムカメラはじめました9 [PENTAX ESPIO miniと歩く]

2014年の機材購入を振り返るページの中で、TC-1がフィルムコンパクトカメラ探しの旅の終着点だったと書いた。その思いは今も変わっておらず、手元に一台フィルムコンパクトを残すとしたら間違いなくTC-1を残すつもりだ。 なので、もうフィルムコンパクトは買…

女神湖に行ってきた

女神湖の氷上ドライブ体験というのがあるのだが、数年前に初めて参加して以来すっかり嵌まってしまったので今年も例によって女神湖に行ってきた。 最初に知ったのがドライビングスクール経由だったので、(湖主催のフリー走行もあるらしいのだが)毎回ドライビ…

ハイパー操作系とペンタックスが目指したもの その5(完)

また間隔が開いてしまったが、ハイパー操作系についてのお話。 フィルム時代に開発されたハイパー操作系は、デジタルカメラの時代ではまた別の意味を持つこととなった。それは、電子接点を持たない旧KマウントレンズやM42レンズを使用する際にAEを実現する為…

レンズについて[第9回] : MINOLTA AF ZOOM 28-70mm F2.8 G

第9回目となるこのシリーズ。今回は、9回目にして初めてのズームレンズを取り上げてみたい。というかこれまで全部単焦点だったのか……。 さて、現代において、ほとんどの人は標準ズーム(50mmを挟んで広角から中望遠までをカバーするズーム)レンズを撮影の主力…

新年からレンズ買った話、もしくは不幸は続くという話

……というわけで、ミラーが外れるというトラブルから一時は年内に修理完了が危ぶまれたα900だったが、前回手元に戻るまで1.5ヶ月かかったのでなんとかしてくれという口添えが効いたのか、結局年内に修理完了してコミケから初日の出撮影まで大活躍であった。 …

コミケ撮影覚え書き改訂版:撮り方と撮影モードについて

久々に撮影に行って思うところがあったので、コミケ撮影覚え書きシリーズについて補足しておく。過去のシリーズは下記の通り。 コミケ撮影覚え書き1:序論というかきっかけ コミケ撮影覚え書き2:必要なものを準備しよう1(ストロボについて) コミケ撮影覚え書…

2015撮り始め:初日の出を見に行く

今年は数年ぶりに初日の出撮影に行ってきた。 だいたい夏休みは家を空けて長期旅行、冬休みは基本家に居て近場+αというのがここ数年の過ごし方なのだが、今年もだいたいそんな感じ為2015年の撮り始めである。 初日の出撮影自体は過去にも何度か行っているの…

来年こそミラーレスを買うという話のための前フリ

一日だけコミケ行って知り合いと会って撮影して帰ってきた。 当初は変な機材持っていったら面白いんじゃないかと思いこないだ手に入れたマミヤ645AFで行く気満々だったのだが、あまりにもリスキーだということで結局いつものα900に落ち着いた。結局これじゃ…

2014年買ったカメラとレンズ[下半期編]

引き続き、今年買った機材について。 さっきまとめていて気が付いたのだが、この一年間でデジタルカメラは二台しか買っていない。また、これまで出費の大半を占めていたαマウントのレンズも思いの外少ない。つまりこの一年いかに脱線したかの証拠のような気…

2014年買ったカメラとレンズ[上半期編]

毎年恒例というか、書いておかないと何買ったか自分でも忘れるため例によって記しておく。しかし今年は機材の入れ替わりが激しかったし、フィルム機ばかり買ってるな……。 詳細レビュー記事があるものに関してはリンクを張っておいたのでそれぞの詳しい使用感…

ハイレゾ関係なし! iPod classic難民の為のウォークマンNW-A16レビュー

世間では高級イヤホン・ヘッドホンブームに端を発したハイレゾ音源やハイレゾ再生環境が流行ってるらしいが、幸か不幸かあまり上等な耳を持たないのでそれらの波にはイマイチ乗ることが出来ずにいる。 一方で、それらのブームの影でひっそりと役目を終えた音…

ドキュメントCF故障 その2

前回の通り、無事RMA対応になった海外並行品のLexarのCFだが、EMSが異様に遅くて先方に到着するまでに10日もかかってしまった。しかし、そこからの展開はかなりスピーディだった。週が明けて12/15にはFedexの不在票が届いており、追跡番号から調べると、12/1…

ミラーレス一眼デビュー

おわり。 [12/23 追記]本日α900は手元に戻ってきた。前回手元に戻るまでに1.5ヶ月かかった旨伝えてから修理に出したおかげか、約二週間で済んだことになる。今回はAFセンサーユニットとミラーボックスASSY交換である。ちなみにミラーボックスはこれで三個目…

ドキュメントCF故障 その1

今までメインで使用していたCFが、突然逝った。 前触れはなく、修理に出していたカメラが戻ってきたので突っ込んで撮影に行ったら、撮影地で突然カメラエラーを吐いて止まってしまったのである。 ちなみにその撮影地というのは紅葉を撮りに行った登山道の最…

ハイパー操作系とペンタックスが目指したもの その4

引き続き、ハイパー操作系のお話。今回は更にZ-1Pに何本かフィルムを通していて気が付いたことと、何故ハイパーマニュアルは普及しなかったのか? についての考察をお送りする。 いまのところペンタックスにフィルム時代のレンズをそのままの画角で楽しめる…

ハイパー操作系とペンタックスが目指したもの その3

前回、前々回までにハイパー操作系の解説は終わっているので、ここからは追補というか、言及出来なかった部分なども含めた雑多な内容について取り扱っていきたい。そして、ハイパー操作系が後の世代に残したものについても考えてみたい。 まず、ハイパー操作…

ハイパー操作系とペンタックスが目指したもの その2

前回のハイパープログラム解説編に続き、今回はハイパーマニュアルの解説編である。 このハイパーマニュアルという機能、とにかく説明が難しい。マニュアル露出自体がやや上級者向きと思われている節もあるのに、ハイパーマニュアルでは更に話がややこしくな…

ドキュメントiPhone水没

最初に手に入れたiPhoneは3GSなので、一応そこそこ長い間iPhoneシリーズを使っているのだが、これまで落としたことはあっても、よくあるガラス粉砕や水没は免れてきた。 が、遂に焼きが回ったというか、先日うっかり水没させてしまったので、水没から現在ま…

ハイパー操作系とペンタックスが目指したもの その1

前回記事の通り、ペンタックス Z-1Pを購入してもっとも感銘を受けたのは、やはりハイパーオペレーティングシステム(ハイパー操作系)であった。 ハイパー操作系のうち、ハイパープログラムの考え方は同時期の他のメーカーでも取り入れられている(ミノルタαのP…

新フィルムカメラはじめました8 [最後のフラッグシップ PENTAX Z-1P]

前回α-9xiを拾った時に、同時期の似たようなカメラの例としてPENTAX Z-1系を挙げた。どちらもそれまでの上位機種よりも更に一段格上のフラッグシップ機として生まれたカメラであり、独自の操作性と電動ズームを持ち、最終的にあまり受け入れられなかった辺り…